🌍 Type Around the Clock を終えて ― 世界とつながる24時間 ―
- 16typeorg
- 1 日前
- 読了時間: 4分
2026年4月18日・19日に、オンライン国際イベント 「Type Around the Clock」 が開催されました。
本イベントは、
日本:タイプLAB
アメリカ:APTI
オーストラリア:AusAPT
イギリス:BAPT
フランス:AFTP
といった、世界各国のタイプ協会が連携し、24時間にわたってリレー形式で実施された国際イベントです。
🎤 プログラム
今回の「Type Around the Clock」では、世界各国から多彩なスピーカーが登壇しました。
▼4月18日(土)
09:30〜
ブライアン・ローレンス(ニュージーランド)
「AI時代における人間の主体性の回復」
11:30〜
テリー・コネラン(オーストラリア)
「思考(Thinking)タイプの女性たち」
14:00〜
伊東てるみ(日本)※日本語
「なぜ日本にタイプが必要なのか」
17:30〜
ジョシュ・リーチ + ジェリー・ギルピン(イギリス)
「タイプを生きたものにする:クリエイターのビジョン」
19:30〜
スティーブン・ローネイ(フランス/アメリカ)
「すべてのモデルは間違っている、それでも役に立つものもある」
22:00〜
スー・ブレア(ニュージーランド) + エリザベス・ダン(アイルランド)
「きょうだいの影響」
▼4月19日(日)
01:30〜
デンゼル・メンサー(アメリカ)
「第五(機能)への恐れ」
03:30〜
ケビン・ケル(アメリカ)
「ユングとフランクルの出会い:個性化と意味の形成」
06:00〜
ダリオ・ナーディ(アメリカ)
「あなたの“サブタイプ”とは?」
🇯🇵 日本セッションより
「なぜ日本にタイプが必要なのか」伊東てるみ(INTJ)氏
日本からは伊東てるみ(INTJ)氏が登壇し、タイプ理論を通じて「日本のお母さんが築く100年後の未来」について語られました。
セッションでは、まず日本のお母さんたちの歴史に触れながら、母親が子どもに向ける深い愛情と、その裏側にある葛藤や孤独に光が当てられました。
特に印象的だったのは、現代の日本社会の変化です。
バブル崩壊後の共働き世帯の増加
家事・育児の負担が偏りやすい現実
SNSによる「理想の子育て像」の可視化
情報過多による“自分の基準の喪失”
こうした背景の中で、自分の心の声が聞こえにくくなっている現状が指摘されました。
💬 グローバルな対話から見えたもの
セッション内では、日本語と英語によるグループディスカッションが行われ、参加者は「心理機能」や「時代背景」の関係について意見交換を行いました。
各グループでは、
時代による価値観の変化
個人の体験とタイプの関係
社会構造と心理的傾向のつながり
など、多様な視点が共有されました。
💡 日本社会におけるテーマ
議論の中では、
母親が自分を優先することへの罪悪感
「自己優先=わがまま」と捉えられやすい価値観
家族・仕事・自分のバランスの難しさ
といった、日本特有のテーマも浮き彫りになりました。
また、結婚や家族のあり方の変化、社会全体の価値観の揺らぎについても言及され、個人の生き方と社会構造の関係が立体的に語られました。
🌱 タイプがもたらす未来
てるみ氏は、タイプを学ぶことによって
主観だけで判断するのではなく、理解へと視点が広がること
違いを受け入れる力が育まれること
を強調しました。
そして、家庭が“コーチングの場”となり、 子どもたちが安心して自分らしさを発揮できる環境が広がっていくこと、その積み重ねが、未来の社会を形づくっていく可能性について語られました。
最終的には、
👉 人と関わることが楽しい社会
👉 日本発の「和のリーダーシップ」が世界に広がる未来
といったビジョンが示され、多くの参加者に深い印象を残しました。
✨ セッションの裏側
スライド作成のプロセスでは、多くの人の応援が支えになったことへの感謝も語られ、このセッションが個人だけでなくコミュニティ全体で作られたものであることが伝わってきました。
また、今回語られたビジョンは、単なる理想にとどまるものではありません。
タイプLABではすでに、タイプを通じて互いを理解し、関わり合うコミュニティとしてスタートしています。今後も、今回のセッションで描かれた未来へとつながっていくことが期待されます。
🤝 国境を越えたコラボレーション
オンラインだからこそ実現した今回の取り組み。
各地域が時間帯ごとにホストを務めることで、アジア・ヨーロッパ・アメリカをつなぐ「途切れない学びの場」が生まれました。
普段は交わることの少ない地域同士が、同じテーマのもとでつながることで、新たな視点や気づきが生まれる場となりました。
💡 今回の開催を通して
今回のイベントを通じて改めて感じたのは、タイプが持つ可能性は、単なる個人理解にとどまらないということです。「タイプという同じテーマで世界とつながる体験」が生まれました。
異なる価値観を理解すること
違いを対立ではなく資源として捉えること
世界規模で共通言語として活用できること
そうした広がりを実感する機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、そして運営・登壇に関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、タイプを通じて人と人がつながり、理解が深まっていく機会を創造する
文・浅野明子















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