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🪄魔法の感覚

  • 16typeorg
  • 4月28日
  • 読了時間: 3分
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ここ数か月、自分が性格的に丸くなったと感じます。


自分で書くのもアレですが、これまでの私は、どちらかというと短気でネガティブな性格だったと思います。


理由として、怒りや不安といった負の感情は、Fiの機能が下であっても、エネルギーが強い分感じやすいからではないかと推察しています。


実際これまでの私は、やたらとイライラしている怒れるバーサーカーのような状態とプルプル震える子猫のような状態を行ったり来たりしている人生でした。


そんなある種の”ヤバい奴”状態な私に、一つの転機が訪れました。


それははるみ代表が開催した、とあるT/Fセッションです。


セッションの中で、ISFPの男性が、彼自身とは価値観が違う他の参加者の話を聞いたときに


「へえ~。そうなんだ。自分とは考え方や価値観が違うんだな~と思いました。ただその違うという点に対して、怒りの気持ちは無かったです。」


と話されました。


私は彼のその発言を聞いて、何とも言えないこれだ!感を感じたのを覚えています。

心の底からすとんと自分の中に感動が生まれました。


セッションでは、はるみ代表から


「ホームのタイプはあるけれど、すべての人が、FJ、FP、TP、TJタイプの感覚を全部自分の中に大なり小なり持っている。そして時々によってどの側面が顔を出すかは変わる。なぜ自分が今そうなのか分析することが大事」


と教わりました。


このセッションで私は、相手から厳しい言動をとられると、その相手に反射的に”もっと言い方や相手の状況を考えて発言したらいいのに。


私ならそうする”や”攻撃された怖い”といった悪い方向にFPモードを走らせていたことに気づきました。冒頭でも触れたとおり、私のFiは悪い方向に走りがちです。


そして少なくともセッション内の瞬間においては、私に感動を与えた彼は、究極のTPモードで、感情を入れずに俯瞰的に周囲の話を聞いていました。


この気づき以降、注意や叱責の場面で、心の中で一旦”この人は違うんだなー”とあのときの彼のように唱える瞬間を作るようにしました。


すると不思議なことに落ち着きを取り戻し、相手のことを含め、俯瞰で物事を見れるようになったのです。


俯瞰で物事が見れるようになったことで、”たしかに今回はこの人が言っていることの方が正しいし、言い方が下手なだけで悪人ではないな”と相手を冷静にとらえられるようになりました。


結果、他人を嫌う頻度も減ったように思います。


そして怒りや不安を感じる瞬間も減り、周囲を以前より慮れるようになりました。


そのおかげで人間性が丸くなったのだと思います。


私は2月から新しい職場で働いているのですが、現状良好な人間関係を築けています。


もちろん周囲の配慮や、同僚たちの根っこの部分での人間性の良さがそうさせている部分はあります。


ただ、間違いなくこの”この人は違うんだなー”という感覚のおかげで、職場の言い方が厳しい方に対しても、これまでよりは嫌悪感を持つことなく接することができ、そのおかげで居心地がよくなっている部分も大きいと思います。


文・池田 美沙子


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